1. はじめに:化粧品仕入れってどうやるの?
化粧品のビジネスを始めたいけれど、まず何から手をつければいいのか──。
多くの方が最初につまずくのが「仕入れ」の部分です。
実は、化粧品の仕入れは特別な資格がなくても、個人でもスタート可能なんです。
私自身、7年前にアパレル業界から転身し、名刺一枚とやる気だけで仕入れの世界に飛び込みました。
この記事では、私が実際に100社以上と取引を開始できた経験をもとに、仕入れの基本から実践ステップ、失敗しないためのコツまで、余すことなくご紹介します。
2. 仕入れ方法の種類とそれぞれの特徴
仕入れ先 | 特徴 | メリット | デメリット |
メーカー直接 | 安定&信頼性高 | 正規品確保、ブランド力 | 条件が厳しい、前金制が多い |
卸業者(問屋) | 取引しやすい | 小ロット可能、交渉も柔軟 | 商品に偏りがある場合もある |
ネット仕入れ | EC感覚で手軽 | すぐに始められる | 偽物や転売リスクもある |
展示会・商談会 | 直接交渉が可能 | 信頼+関係構築がしやすい | 移動や時間が必要、足を運ぶ労力も |
それぞれにメリット・デメリットがありますが、初心者の方には卸業者や展示会からのスタートがおすすめです。
3. 実際のステップ:私がやってきた仕入れの流れ
ステップ①:名刺を作る・メールの準備
まずは名刺を用意しましょう。簡単で構いませんが、信頼感のあるデザインがおすすめ。
そして、自己紹介+実績+「Zoomで話しませんか?」といったシンプルな営業メールを準備します。
ステップ②:ネット検索で仕入れ先を探す
「化粧品 卸」「コスメ 問屋」などで検索し、気になる会社の「お問い合わせ」フォームからメールします。
返信率はそこまで高くないですが、数を打つのがコツです!
実際、僕はネットで調べて200社くらいをリストアップしてどんどん電話掛けから、zoomミーティングに繋げて仕入先を増やしました。
ステップ③:展示会で名刺を集め、後日メール or Zoom
私が大きく飛躍したきっかけは、東京ビッグサイトの展示会でした。
120枚以上のメーカーや卸業者の名刺を集め、そこから10社以上と取引が始まりました。
その後、メールやZoomで関係性を深めていきました。
ステップ④:前金取引に備えて資金設定
メーカーや卸との初回取引は「前金制」が基本。
私は最初10万円分の商品からスタートしました。少額でもまずは信用を築くことが大事です!
4. 仕入れで失敗しないためのポイント
- 相手企業の信頼性を必ず調査(会社概要・代表名・取引先など)
- 価格・納期・ロット数などの条件は文面で残す(メールや書面)
- 最初は欲張らず、小ロットで始める
- 自分の扱える商材を見極める(スキンケア?メイク?サプリ?)
5. よくある質問(Q&A形式)
Q. メーカーと直接取引するにはどうすればいい?
A. 実績を積んでからアプローチするのがベスト。まずは小さな取引を積み重ね、信頼を得ましょう。
Q. 個人でも始められるの?
A. はい、可能です。最初は小さな仕入れでも、誠実なやり取りが信頼に繋がります。
Q. 英語ができなくても海外輸出は可能?
A. 翻訳ツールや代行業者の活用で対応可能。実際に中国企業やベトナムにも販売してきました。
Q. メーカーから断られることもある?
A. はい、普通にあります!でも諦めず、違う会社にアプローチしていけば必ずご縁がある会社に出会えます。
6. おわりに:行動した人だけがチャンスをつかむ
私も、何の伝手もないところから始めました。
今では仕入先・得意先合わせて100社以上と繋がりができ、月商1000万円を超える取引も実現しています。
このブログを読んだあなたも、まずは「名刺を作る」「1通のメールを送る」そんな一歩から始めてみてください。
あなたの挑戦を、心から応援しています!
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